blogbaner2013.jpg
DSI日米国防組織情報
管理人が、自衛隊と米軍の組織及び人事に関連する主要最新ニュースを発信します。

その他、大小日々の関連ネタはツイッターで発信中...dsimil.com twitter

2018年04月02日

陸上自衛隊の大改編等

【陸自体制改革 8師団を「機動師団」化】
陸上自衛隊は「創隊以来の大改革」の一環として、3月27日付で「陸上総隊」の新編をはじめとする大規模な組織改編を全国一斉に実施した。 これを受けて各地で相次いで新改編行事が行われており、このうち北熊本駐屯地では31日、全国に先駆けて諸職種をパッケージ化した初の「機動師団」として生まれ変わった8師団の編成完結行事が行われたほか、目黒駐屯地でも同日、陸自幹部学校と研究本部を統合した「教育訓練研究本部」の新編行事が開かれた。 翌4月1日には善通寺駐屯地で「機動旅団」化された14旅団の改編行事、富士駐屯地では「情報学校」の新編行事が行われた。
(朝雲新聞 防衛関連ニュース 2018年4月5日より)

【陸自幹部学校と研究本部を統合 目黒に教育訓練研究本部】
陸自幹部学校(目黒)と研究本部(朝霞)を発展的に統合し、新編した「教育訓練研究本部」の編成完結式が3月31日、目黒駐屯地で行われた。
同本部は、陸自における「教育・訓練・研究」を有機的に結び付け、陸自の新たな戦い方を確立するための研究を行う「研究部」、この戦い方を反映させて教育する「教育部」、研究成果の教訓を収集し、部隊の錬成・評価に反映する「訓練評価部」、これらの機能を融合する「総合企画部」の4部・隊員約280人からなる。
(朝雲新聞 防衛関連ニュース 2018年4月5日より)

【陸自新体制への移行が完了 新編「陸上総隊」で一元指揮 島嶼防衛の要「水陸機動団」】
陸上自衛隊の大改革の締めくくりとなる「陸上総隊」の新編行事が4月4日に朝霞駐屯地で、「水陸機動団」の編成完結式が7日、相浦駐屯地でそれぞれ実施され、陸自の新体制への移行が完了した。 全国の部隊を一元的に指揮・運用できる「陸上総隊」の新編により、陸自は平素から海自の「自衛艦隊」、空自の「航空総隊」と密接に調整できるようになり、統合運用の実効性は飛躍的に高まる。 また、島嶼防衛の要ともいえる「水陸機動団」の新編で、我が国の離島が侵攻を受けても、同団を中心に直ちに奪回する体制が整った。
<陸上総隊> 小林初代司令官「唯一の部隊の誇りを」
有事の際には5個方面隊を一元的に束ね、部隊を指揮・運用する陸上総隊(朝霞、約180人)の編成完結式が4月4日、朝霞駐屯地で行われた。
体育学校体育館で開かれた式典には小野寺防衛相、河野統幕長、山崎陸幕長をはじめ、各方面総監、総隊隷下の空挺団、ヘリ団などの部隊長のほか、国会議員ら約440人が出席した。
<水陸機動団> 青木団長「世界に冠たる両用部隊に」
自衛隊初の水陸両用作戦能力を備えた陸自「水陸機動団」(約2100人)の新編行事が4月7日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で行われた。
午前10時から行われた式には山本副大臣、山崎陸幕長、小林茂陸上総隊司令官、湯浅悟郎西方総監、本松敬史統幕副長、米第3海兵遠征軍司令官のローレンス・ニコルソン中将、中谷元・元防衛相ら来賓と、顔にドーランを塗った迷彩服姿の隊員約1500人が参列。 山本副大臣に対する栄誉礼の後、副大臣から初代水陸機動団長の青木伸一将補、同団第1水陸機動連隊長の豊田龍二1佐、第2水陸機動連隊長の藤井義勝1佐にそれぞれ団旗、隊旗が授与された。
(朝雲新聞 防衛関連ニュース 2018年4月13日より)

-------------------------------------------------------
※以下DSI管理人まとめ
改編の詳細とその他の改編・改組等は以下の通り。
(特記無きものは廃止が3月26日付 新改編等は3月27日付)
●陸上総隊新編
・中央即応集団司令部→廃止(中央即応集団直轄部隊は陸上総隊隷下へ)
・陸上総隊司令部新編(総務部 情報部 運用部 後方運用部 日米共同部)
・水陸機動団新編(第1・第2水陸機動連隊新編)陸上総隊隷下へ
・西部方面普通科連隊→廃止(第1水陸機動連隊へ)
・通信団→システム通信団(防衛大臣直轄から陸上総隊隷下へ)
・中央情報隊(防衛大臣直轄から陸上総隊隷下へ)
●第8師団を機動師団に改編
・師団司令部に火力調整部を新設
・第24普通科連隊→西部方面混成団に移管
・第42普通科連隊→第42即応機動連隊へ改編
・第12・24・42・43普通科連隊 対戦車中隊廃止
・第8特科連隊→廃止(西部方面特科連隊に改編)
・西部方面戦車隊新編(廃止の第4戦車大隊と第8戦車大隊を編合)
●第14旅団を機動旅団に改編
・旅団司令部に火力調整部を新設
・第15普通科連隊→第15即応機動連隊
・第14戦車中隊→廃止(第15即応機動連隊機動戦闘車隊へ、日本原駐屯地から善通寺駐屯地へ移駐)
・第14特科隊→廃止(中部方面特科隊に改編)
・第14高射特科中隊→第14高射特科隊
●陸上自衛隊中央輸送業務隊→陸上自衛隊中央輸送隊に改編
・第1〜第5移動支援隊→廃止
・各方面後方支援隊隷下の方面輸送隊輸送業務隊を同隊隷下の方面分遣隊として収容
●陸上自衛隊幹部学校と陸上自衛隊研究本部を統合、陸上自衛隊教育訓練研究本部を新編
・陸上自衛隊開発実験団を隷下に編成替え
・研究本部長(陸将)副本部長(陸将補)以下、総合企画部、教育部、研究部、訓練評価部で構成
・富士学校 体育学校 幹部候補生学校 各職種学校15校を統制
●富士学校に諸職種協同センターを新編
・センター長を副校長、副センター長を普通科部長・機甲科部長・特科部長の3名が兼任
●情報学校を富士駐屯地に新編
・学校長(陸将補)以下、企画室、総務課、管理課、第1教育部(小平学校情報教育部改組)、第2教育部(小平学校語学教育部改組)、研究部で構成
●小平学校の改編
・情報教育部・語学教育部を廃止し、情報学校へ移管(情報学校第2教育部は小平駐屯地)
・副校長(陸将補)以下、企画室、総務部、警務科部、会計科部、人事教育部、システム・戦術教育部、法務教育部(法務教官室を改組)で構成
●駐屯地司令の変更
・座間駐屯地司令:中即団司令部幕僚長→第4施設群長
・久留米駐屯地司令:第4特科連隊長→西部方面混成団長
・相浦駐屯地司令:西部方面混成団長→水陸機動団長
●その他
[統合幕僚監部]
・運用部運用第1課 日米共同班→日米共同室
[陸上自衛隊]
・陸幕運用支援・訓練部運用支援課 運用支援第1班 同第2班→運用支援班
・陸幕運用支援・訓練部運用支援課 陸上連絡官→廃止(陸上総隊司令部運用部陸上連絡官へ)
・各方面総監部 総務部地域連絡調整課→廃止
・各方面総監部 防衛部防衛課防衛調整官→新設
[海上自衛隊]4月2日付
・海幕人事教育部人事計画課 要員班→廃止
・同 ワークライフバランス推進企画班→新設
[航空自衛隊]
・空幕装備計画部装備課 整備管理班→廃止
・同 補給管理班→廃止
・同 装備基準班→新設
・同 装備情報班→新設
[その他の機関等]以下4月1日付
・防衛大学校 人材確保統括官→廃止
・防衛大学校 先端学術推進機構→新設
・防衛装備庁 札幌試験場→千歳試験場
・防衛装備庁航空装備研究所 システム研究部→廃止
・同 誘導武器技術研究部→廃止
・同 エンジン技術研究部→新設
・同 誘導技術研究部→新設

平成30年防衛省入省式

防衛省の平成30年度、総合職、一般職(大卒程度・高卒者・社会人)、専門職などの新規採用者の入省式が4月2日、防衛省講堂で行われた。 今年度入省したのは計505名。 内訳は、総合職32名(6名)(うち事務系12名(4名)、技術系等20名(2名))、一般職が443名(124名)、専門職が26名(14名)、研究職4名(0名) ※()内は女性数。
入省式では、小野寺防衛大臣の訓示の後、辞令が交付され、入省者代表の青柳禎樹事務官(地方協力企画課)が力強く宣誓。 また式後の報道陣インタビューには、上田美波事務官(国際政策課)と室井弘志事務官(防衛政策)が代表として意気込みを語った。

2018年03月27日

海自新造艦と編成替え

海上自衛隊の平成25年度計画5,000t型護衛艦1番艦の「あさひ」(DD119)が、3月7日に就役し、第2護衛隊群第2護衛隊(佐世保)に編入された。 これに伴い同隊の護衛艦「あまぎり」(DD154)が第11護衛隊(横須賀)へ編成替えとなった。
一方、平成25年度計画そうりゅう型潜水艦9番艦の「せいりゅう」(SS509)が3月12日に就役、12年ぶりに編成された第6潜水隊(第2潜水隊群・横須賀市)に、第4潜水隊より編入となる「こくりゅう」(SS506)とともに配備された。
その他の新造艦と艦艇の動きは以下の通り。
・掃海艦あわじ型2番艦「ひらど」(MSO305)3月16日就役 第1掃海隊(横須賀)
・潜水艦救難母艦「ちよだ」(AS-405)3月20日除籍 第2潜水隊群直轄(横須賀)
・潜水艦救難艦「ちよだ」(ASR-404)3月20日就役 第2潜水隊群直轄(横須賀)
・第45掃海隊(函館)掃海艇「ながしま」(MSC680)3月27日掃海管制艇に種別変更 (MCL732) 第101掃海隊(呉)
・第101掃海隊(呉)掃海管制艇「くめじま」(MCL730)3月27日除籍
・第46掃海隊(沖縄)掃海艇「あおしま」(MSC689)3月27日第45掃海隊(函館)へ転籍

陸自改編と将官人事

防衛省は3月27日付で、自衛隊将官人事を発令した。
同日付で創設される陸上自衛隊の陸上総隊司令官には、中央即応集団司令官の小林 茂 陸将。 教育訓練研究本部長には、研究本部長の岩谷 要 陸将が発令された。
陸上総隊幕僚長には、高射学校長の藤田 浩和 陸将補が陸将に昇格し就任する。
また機動旅団に改編される第14旅団長には、小和瀬 一 陸将補(陸上幕僚監部監察官)、新編の水陸機動団長には、青木 伸一 陸将補(西部方面総監部幕僚副長)が発令された。
その他に、海上自衛隊の横須賀地方総監と教育航空集団司令官が交代するなど、将5名・将補59名(陸36 海16 空7)が動く。

将官の昇任者及び退職者数は次の通り。
将:昇任2名(陸1海1)退職 同
将補:昇任16名(陸8海4空4)退職13名(陸6海3空4)

※陸上総隊司令官(初代)
小林 茂(こばやし・しげる)
生年月:昭和35年11月
出身:宮城県
入隊:昭和58年(83幹候)
学歴:防大27期
将補昇任:平成20年08月
将昇任:平成26年08月
1佐昇任以降の経歴 (平成)
14年01月 1陸佐
14年08月 研究本部研究員
15年07月 陸幕運用課第1班長
17年07月 第9特科連隊長
19年03月 陸幕人事計画課長
21年03月 富士学校特科部長
22年07月 陸幕運用支援・情報部長
24年07月 第15旅団長
26年08月 第3師団長
27年08月 防衛大学校幹事
28年07月 中央即応集団司令官

2018年03月18日

防大62期・防医大39期卒業

防衛大学校の平成29年度卒業式が、3月18日同校記念講堂で行われた。
今年の卒表生は、本科第62期494名(うち留学生20人、非任官者41人(うち女子6))と理工学研究科前後期50名、総合安全保障研究科前後期13名の計557名。
式典には安倍内閣総理大臣、小野寺防衛大臣、河野統合幕僚長及び陸海空各幕僚長ら来賓、父兄など約1300人が出席。
國分良成学校長が卒業生各人に卒業証書と修了証書を手渡した。 國分学校長式辞、安倍首相、小野寺防相の訓示に続き、卒業生代表の石橋勇生学生(陸上要員)が答辞を述べた。
この後、本科卒業生が各幕僚長より一般幹部候補生に任命され、陸上203(うち女子13)、海上110(同11)、航空120(同10)名の幹部候補生が誕生、全員で宣誓の言葉を述べた(陸海空要員代表:石橋勇生、奥篤史、西村沙祐)
一方、防衛医科大学校(長谷和生学校長)の卒業式は3月3日に行われ、医学科第39期生77名と看護学科1期生103名に卒業証書と学位記が授与された。
任命・宣誓式では、各幕僚長から任命を受けた後、代表学生(上西香士朗陸曹長、根本隆嗣海曹長、菅野有希空曹長)が力強く宣誓を行った。

防衛大学校卒業式 総理訓示−平成30年3月18日(首相官邸)

2017年12月12日

空幕長に丸茂空幕副長、冬の将官人事発令へ

防衛省は12月20日付で、自衛隊将官人事を発令する。
主な人事では、勇退する杉山良行航空幕僚長に代わり航空幕僚副長の丸茂吉成空将が第35代航空幕僚長に就任。 航空幕僚副長の後任には航空開発実験集団司令官の荒木文博空将を充てる他、航空総隊副司令官、南西航空方面隊司令官、航空開発実験集団司令官が交代。
海自では潜水艦隊司令官に統幕総務部長の高島辰彦海将が就く他、佐世保地方総監、舞鶴地方総監、幹部学校長、補給本部長が交代。 陸自は第3師団長が交代する。
また情報本部長には海自幹部学校長の大塚海夫海将が就任するなど、将・将補計47名が動く(将補職の1佐1名を含む)。
将官の昇任者及び退職者数は次の通り。
将:昇任8名(陸1海5空2)退職8名(陸1海4空3)
将補:昇任13名(陸3海4空6)退職5名(陸1海1空3)

※航空幕僚長(第35代)
丸茂 吉成(まるも・よしなり)
生年月:昭和34年08月
出身:群馬県
入隊:昭和58年(83幹候)
学歴:防大27期
将補昇任:平成20年08月
将昇任:平成26年08月
1佐昇任以降の経歴 (平成)
14年01月 1等空佐
14年04月 幹部学校付
15年07月 空幕防衛課
16年04月 空幕防衛課防衛班長
17年04月 南西航空混成団防衛部長
18年02月 空幕総務課庶務室長
19年07月 空幕防衛課長
20年08月 空幕防衛部勤務
21年07月 第8航空団司令
24年01月 空幕運用支援・情報部長
25年08月 空幕防衛部長
26年08月 西部航空方面隊司令官
27年12月 航空幕僚副長

2017年08月07日

防衛大臣に小野寺五典氏

8月3日に発足した第3次安倍第3次改造内閣で、小野寺五典氏が再び防衛大臣に就任した。
副大臣政務官人事は7日に決定し、副大臣に山本朋広氏、政務官には福田達夫氏、大野敬太郎氏が任命された。

防衛大臣
小野寺 五典(おのでら いつのり)
自民党衆議院議員(6期・宮城6区)
生年月日 1960年5月5日(57歳)
出身地 宮城県気仙沼市
出身校 東京水産大学水産学部
 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
前職 地方公務員(宮城県)
 東北福祉大学助教授
2007年 外務副大臣
2012年 防衛大臣
2014年 安全保障委員会筆頭理事

防衛副大臣
山本 朋広(やまもと ともひろ)
自民党衆議院議員(3期・比例南関東)
生年月日 1975年6月20日(42歳)
出生地 京都府京都市
出身校 関西大学商学部
 京都大学大学院
 松下政経塾
2014年 文部科学大臣政務官
2015年 内閣府大臣政務官

防衛大臣政務官
福田 達夫(ふくだ たつお)
自民党衆議院議員(2期・群馬4区)
生年月日 1967年3月5日(50歳)
出生地 東京都
出身校 慶應義塾大学法学部法律学科
前職 福田康夫衆議院議員秘書

防衛大臣政務官
大野 敬太郎(おおの けいたろう)
自民党衆議院議員(2期・香川3区)
生年月日 1968年11月1日(48歳)
出生地 香川県丸亀市
出身校 東京工業大学、同大修士修了
前職 衆議院議員大野功統秘書

2017年08月01日

陸幕長に山崎北方総監、夏の将官人事発令

防衛省は8月1日及び8日付で、自衛隊将官人事を発令した。
主な人事では、日報問題の引責で幕僚長就任から1年で退職となる岡部俊哉陸上幕僚長の後任に北部方面総監の山崎幸二陸将、統合幕僚副長に第8師団長の本松敬史陸将、陸上幕僚副長に第2師団長の高田克樹陸将を充てる。 この他に防衛大学校幹事、統合幕僚学校長、陸自の北部・東部・中部・西部各方面総監、第2・4・6・7・10各師団長及び研究本部長。 海自航空集団司令官。 空自の中部・西部各航空方面隊司令官、航空支援集団司令官、補給本部長ら将・将補計73名が動く。
将官の昇任者及び退職者数は次の通り。(8月7日.21日発令分も含む)
将:昇任11名(陸7海2空2)退職11名(陸7海2空2)
将補:昇任20名(陸14海3空3)退職10名(陸8空2)

※陸上幕僚長(第36代):山崎 幸二 陸将(やまざき こうじ)
1961年1月生まれ 山梨県出身
職種施設科、防衛大学校第27期
経歴(平成)
元年10月 第8施設群中隊長
2年8月 施設学校
4年8月 幹部学校
6年8月 施設学校
7年8月 陸幕補任課
9年8月 陸幕防衛課
13年3月 第8施設大隊長
14年1月 1等陸佐
14年8月 陸幕補任課
15年8月 陸幕補任課人事第1班長
17年4月 中央資料隊付(米国国防大学)
18年8月 研究本部研究員
18年12月 陸幕装備計画課長
20年8月 第4施設団長
22年6月 西部方面幕僚副長(防衛)
24年7月 陸幕人事部長
26年8月 第9師団長
27年3月 統合幕僚副長
28年7月 北部方面総監

2017年07月28日

防衛大臣ら辞任、次官に豊田硬官房長

政府は7月28日の閣議で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐって責任をとる黒江哲郎防衛次官が同日付で退任し、後任に豊田硬官房長が昇格するなどの人事を決めた。 稲田朋美防衛相は、同様に責任をとる岡部俊哉陸上幕僚長の8月8日付の退任を認め、後任に山崎幸二北部方面総監を起用すると報告し、了承を得た。

稲田氏は28日の閣議後の記者会見で、日報問題の責任を取り辞任する意向を表明した。 同日午前、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。 8月3日にも予定する内閣改造までは岸田文雄外相が防衛相を兼務する。

豊田 硬氏(とよた・かたし)82年(昭57年)東大法卒、旧防衛庁へ。人事教育局長、14年官房長。山口県出身、58歳。

山崎 幸二氏(やまざき・こうじ=陸上幕僚長)83年(昭58年)防大卒、陸上自衛隊へ。統合幕僚副長、16年北部方面総監。山梨県出身、56歳。(8月8日付)

鈴木 良之氏(すずき・よしゆき=防衛装備庁長官)82年(昭57年)中大法卒、旧防衛庁へ。防衛研究所長、16年人事教育局長。東京都出身、59歳。

高橋 憲一氏(たかはし・けんいち=官房長)83年(昭58年)早大法卒、旧防衛庁へ。統合幕僚監部総括官、16年整備計画局長。兵庫県出身、59歳。

西田 安範氏(にしだ・やすのり=整備計画局長)84年(昭59年)東大法卒、旧大蔵省へ。防衛省装備施設本部副本部長、15年官房審議官。大分県出身、55歳。

武田 博史氏(たけだ・ひろふみ=人事教育局長)慶大法卒、85年(昭60年)旧防衛庁へ。沖縄防衛局長、14年報道官。東京都出身、56歳。
(いずれも28日付)

(以上日本経済新聞 2017/7/28より)

防衛省は28日、特別防衛監察の結果を受け、日報の非公表に関わった黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長ら幹部5人を停職や減給の懲戒処分とした。
黒江哲郎事務次官=停職4日▽岡部俊哉陸上幕僚長=減給1カ月(10分の1)▽堀切光彦・前陸上自衛隊中央即応集団副司令官(現陸自関東補給処副処長)=停職5日▽牛嶋築・前陸上幕僚監部運用支援・情報部長(現陸幕指揮通信システム・情報部長)=停職3日▽辰己昌良・統合幕僚監部総括官=停職2日

(以上毎日新聞 2017/7/28より)

2017年07月01日

南西航空方面隊を編成

南西諸島周辺空域の防空態勢を強化するため、防衛省は7月1日付で空自の「南西航空混成団」を廃止し、新たに「南西航空方面隊」(略称=南空、人員約3200人)を那覇基地に編成した。
航空方面隊の新編は昭和36年の「西空」いらい56年ぶりで、中期防衛力整備計画での南西地域の防衛態勢強化の一環として実施された。
「南空」新編に伴い、隷下の南西航空警戒管制隊も同日付で「南西航空警戒管制団」(南警団)に格上げされた。

(朝雲新聞 2017年7月6日)

2017年04月03日

防衛省入省式

防衛省の平成29年度、総合職、一般職(大卒程度・高卒者・社会人)、専門職の新規採用者の入省式が4月3日、防衛省講堂で行われた。 今年度入省したのは計453名。 内訳は、総合職35名(8名)(うち事務系11名(3名)、技術系等24名(5名))、一般職が390名(125名)、専門職が28名(16名) ※()内は女性数。
入省式では、若宮防衛副大臣の訓示の後、辞令が交付され、入省者代表の大久保宅郎事務官(調査課戦略情報分析室)が力強く宣誓。 また式後の報道陣インタビューには、山下恭平事務官(統幕参事官付)と藤田涼子事務官(国際政策課)が代表として意気込みを語った。

2017年04月01日

春の将官人事と改編

防衛省は3月27日付で、自衛隊将官人事を発令した。
主な人事では、第1師団長、陸自幹部学校長、陸自補給統制本部長らが交代。
陸将に3名が昇任(退職同)、将補には9名(陸8海1/退職陸4海1)が昇任し、計31名が動いた。

一方、同日付で、陸上幕僚監部と統合幕僚監部で以下の通り改編が実施された。
[陸上幕僚監部]
〔新設〕
・人事教育部(人事教育計画課 補任課 募集・援護課 厚生課)
・運用支援・訓練部(運用支援課 訓練課)
・指揮通信システム・情報部(指揮通信システム課 情報課)
・防衛部防衛協力課(防衛課国際防衛協力室を格上げ)
・防衛部防衛課研究室
〔廃止〕
・人事部(人事計画課)
・教育訓練部(教育訓練計画課 教育訓練課)
・運用支援・情報部
・防衛部情報通信・研究課

[統合幕僚監部]
〔新設〕
・総務部人事教育課(人材育成班 計画室 補任班 制度室)
・指通シ部指通シ企画課指揮通信システム開発室
・指通シ部指通シ運用課通信基盤維持管理班
〔廃止〕
・統合人事室 国際人道業務室 教育班 連絡調整官
 (各総務部総務課)
・指通シ部指通シ企画課指揮通信システム調達班
・指通シ部指通シ運用課コンピュータ・システム共通運用基盤管理室
※指通シ=指揮通信システムの略

また陸自の部隊改編では3月27日に北部方面施設隊が第3施設団(南恵庭・約1600人)に改編され、隷下の第13施設隊が群に格上げ、新たに第14施設群が上富良野駐屯地に編成され(同駐屯地の第4特科群120特科大隊は廃止)、機能別改編された第12施設群を含め3個施設群を持つ唯一の施設団が誕生。 中部方面後方支援隊に第101補給大隊と第303弾薬中隊が新編。 西部方面普通科連隊の教育隊が水陸機動教育隊となった。
この他に4月1日施行の組織規則改正で、陸自の各方面総監部と海自の地方総監部(横須賀・佐世保)及び空自の航空総隊・航空支援集団各司令部の政策補佐官が参事官と改められた。

防衛省組織令及び自衛隊法施行令の一部を改正する政令 新旧表(PDF142KB)平成29年3月23日 防衛省

官報 平成29年3月23日

2017年03月22日

「かが」就役と編成替え

海上自衛隊の19,500t型ヘリ搭載護衛艦いずも型2番艦の「かが」(DDH184)が、3月22日に就役し、第4護衛隊群第4護衛隊(呉)に編入された。 また同日第2護衛隊群第2護衛隊(佐世保)の「くらま」が除籍され、これに伴い「いせ」が第4護衛隊群第4護衛隊(呉)から第2護衛隊群第2護衛隊(佐世保)へ配置替えとなった。
一方、2900t型潜水艦そうりゅう型8番艦の 「せきりゅう」(SS508)が3月13日に就役、第1潜水隊群第5潜水隊(呉)に編入された。
また、690t型掃海艦「あわじ」(MSO304)が3月16日に就役、横須賀の第1掃海隊に配属された他、練習潜水艦の「あさしお」(TSS3601)が2月27日付で除籍され、おやしお型潜水艦2番艦の「みちしお」(TSS3609)が練習潜水艦に種別変更され、第1潜水隊(呉)より第1練習潜水隊(呉)へ編入された。

2017年03月19日

防大61期・防医大38期卒業

防衛大学校の平成28年度卒業式が、3月19日同校記念講堂で行われた。
今年の卒表生は、本科第61期401名と理工学研究科前後期57名、総合安全保障研究科前後期19名の計477名。(うち留学生21人、任官辞退者32人)
式典には安倍内閣総理大臣、稲田防衛大臣、河野統合幕僚長及び陸海空各幕僚長ら来賓、父兄など約1440人が出席。
國分良成学校長が卒業生各人に卒業証書と修了証書を手渡し、学位授与機構長が本科代表の青柳順也学生(航空宇宙学科)に学位記を授与した。 國分学校長式辞、安倍首相、稲田防相の訓示に続き、卒業生代表の池上好古学生(本科陸上要員)が答辞を述べた。
この後、本科卒業生が各幕僚長より一般幹部候補生に任命され、陸上165(うち女子11)、海上90(同3)、航空93(同6)名の幹部候補生が誕生した。

一方、防衛医科大学校(三浦総一郎学校長)の卒業式は3月4日に行われ、医学科第38期生79名に卒業証書と学位記が授与された。(学位記授与代表 上村哲学生)
その後、「医師の誓い」を全員で読み上げ、医師としての決意を表した。
任命・宣誓式では、各幕僚長から任命を受けた後、代表学生(陸上要員:高田耕平、海上要員:内川貴太、航空要員:有元玲奈)が防衛大臣に宣誓を行い、医官として第一歩を踏み出した。

防衛大学校卒業式 総理訓示−平成29年3月19日(首相官邸)

2016年12月22日

平成29年度防衛予算

平成29年度予算案の防衛費は、前年度比1.4%増の5兆1251億円(在日米軍再編経費などを含む)となり、5年連続の増額となった。北朝鮮の核・ミサイル開発に対応する弾道ミサイル防衛(MD)、中国の海洋進出をにらんだ南西諸島防衛に力点を置いたほか、将来の防衛態勢を見据えた技術開発投資も行う。
MD関連では射程や精度を向上させた海上配備型迎撃ミサイルSM3ブロック2Aの取得費147億円を計上。防護範囲と高度が約2倍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)MSEの取得費(1412億円)は28年度第3次補正予算案に計上し、32年度の配備予定を31年度末に早める。
南西諸島防衛に関しては、中国軍を牽制する改良型03式中距離地対空誘導弾の取得費(174億円)を初めて計上。陸上自衛隊に戦術データリンク機能(3億円)を導入し、地対艦ミサイルの精度向上を図る。離島奪還作戦を担う水陸両用車「AAV7」は11両分(85億円)を盛り込んだ。
このほか、最新鋭「そうりゅう」型潜水艦の音波探知能力などを強化した新型潜水艦(728億円)、6機の最新鋭ステルス戦闘機F35(880億円)などが並ぶ。
将来世代の兵器と位置づけられるレールガン(電磁加速砲)の開発費(10億円)は「できるだけ早くやった方がいい」(防衛装備庁担当者)として28年度第3次補正予算案に計上。国産水陸両用車の開発費も3次補正、来年度予算案に分散し、計44億円とした。
(産経新聞 2016-12-22)

我が国の防衛と予算(案)−平成29年度予算の概要−(PDF:4.7MB) (防衛省 平成28年12月22日)

海幕長に村川海将

防衛省は12月20・22日付で、自衛隊将官人事を発令した。
主な人事では、海上幕僚長に海上幕僚副長の村川 豊 海将を充てる他、自衛艦隊・護衛艦隊・潜水艦隊の各司令官、横須賀・佐世保地方総監、海自補給本部長らが交代。 空自では航空総隊司令官、南西航空混成団司令、航空教育集団司令官、空自幹部学校長ら、将14名と将補45名が動く。
これに伴い、将に5名(海3空2/退職同)が昇任、将補には13名(陸4海5空4/退職陸4海2空2)が昇任する。

※海上幕僚長(第33代):村川 豊 海将(むらかわ ゆたか)
1958年1月生まれ 神奈川県出身
職種:経理・補給
1981年3月:防衛大学校卒業(第25期・国際関係論学)海自入隊
1995年7月:2等海佐
1996年8月:呉地方総監部経理課長
1999年8月:海上幕僚監部副官
2000年1月:1等海佐
2001年12月:海幕人事教育部人事計画課企画班長
2003年12月:海幕監理部経理課経理調整官兼経理班長
2004年12月:佐世保地方総監部経理部長
2006年8月:海幕総務部総務課長
2008年3月:海将補、海幕総務部副部長
2009年3月:阪神基地隊司令
2010年7月:海自第4術科学校長
2011年8月:海幕人事教育部長
2013年8月:海将、海自補給本部長
2015年8月:海上幕僚副長
海上自衛隊「海上幕僚長のご挨拶」

2016年10月19日

新造艦進水相次ぐ

海上自衛隊の平成25年度計画潜水艦、26年度計画潜水艦救難艦、25年度計画護衛艦の命名・進水式がそれぞれ行われた。
25年度計画そうりゅう型潜水艦9番艦(SS-509:2,950トン)の命名・進水式は10月12日、建造中の三菱重工神戸造船所で行われ、「せいりゅう」(清瀧)と命名された。 艤装員長は平間武彦2等海佐。
26年度計画5600トン型潜水艦救難艦(ASR-404)の命名・進水式は同17日、建造中の三井造船玉野事業所で行われ、「ちよだ」(千代田)と命名された。 艤装員長は布田英二1等海佐。
25年度計画5000トン型護衛艦(DD-119:5,100トン:あさひ型1番艦)の命名・進水式は同19日、建造中の三菱重工長崎造船所で行われ、「あさひ」(朝日)と命名された。 艤装員長は高岡智2等海佐。
3艦とも2018年3月に就役予定。

潜水艦「せいりゅう」命名・進水式 海上自衛隊
潜水艦救難艦「ちよだ」命名・進水式 海上自衛隊
護衛艦「あさひ」命名・進水式 海上自衛隊

2016年08月31日

防衛省29年度概算要求

防衛省は8月31日、平成29年度概算要求と業務計画案を決め、同日、財務省に提出した。 概算要求の総額は、SACO(沖縄に関する特別行動委員会)関係費などを含め、前年度当初予算比2・3%増の5兆1685億円と過去最大となり、5年連続で増額となった。 創隊以来の大改革を進める陸自では「陸上総隊(仮称)」「水陸機動団(同)」が新編されるほか、空自では三沢基地に「臨時F35A飛行隊(同)」が発足する。 那覇基地では南西航空混成団が廃止され、新たに「南西航空方面隊(同)」として東シナ海方面の防空任務に当たる。(朝雲新聞 2016年9月2日)

【編成関連事業】(我が国の防衛と予算−平成29年度概算要求の概要(防衛省サイト・PDF)
○ 陸上総隊(司令部・朝霞)の新編
○ 水陸機動団(司令部・相浦)の新編(水陸機動団隷下部隊のうち特科大隊を湯布院駐屯地に、水陸両用車を装備した戦闘上陸大隊の1個中隊を玖珠駐屯地に配置)
○ 機動師団・旅団への改編(第8師団及び第14旅団を機動戦闘車などを備えた即応機動連隊を中心とする機動師団・旅団に改編)
○ 陸上自衛隊教育訓練研究本部(朝霞)の新編(幹部学校と研究本部を統合)
○ 陸上自衛隊情報学校(富士)の新編
○ 南西航空方面隊(那覇)の新編(南西航空混成団を廃止)
○ その他
・三沢基地にF35A臨時飛行隊新設
・美保基地に陸自美保分屯地を開設、中方ヘリ隊第3飛行隊(CH47J×4機)を新編
・防衛駐在官をフィリピン、ベトナム、フィンランドに各1名増員
・近畿中部防衛局小松防衛事務所を新設
・防衛装備庁技術戦略部技術計画官付新技術実用化室を新設

2016年08月05日

第15代防衛大臣に稲田氏

8月3日に発足した第3次安倍第2次改造内閣で防衛大臣に起用された 稲田 朋美 氏が4日午後防衛省に初登庁し、中谷 元 前防衛大臣から引き継ぎを受けた。
稲田新大臣は栄誉礼を受けた後、着任の訓示で「『危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える』と宣誓されたみなさんとともに、私も、全身全霊でわが国の防衛に取り組むことをお誓いして、着任の訓示とします。頑張りましょう」と述べた。
一方、中谷前防衛大臣は離任記者会見で「1年8か月の大臣の勤務だったが、私なりの考えに基づいて、私なりのやり方も貫いた。自衛隊というのは、わが国を守る大変重要な組織であり、時代の変化に応え、国を守れるように防衛省がしっかりとした組織になるように全力で支えていきたい」と述べ、直前の離任式で職員から謝意を伝えられたこともあり、涙ぐむ場面もあった。 在任中、最もつらかったこととして、安全保障関連法の国会審議を挙げ、「222回審議がストップした。私なりには精いっぱい答えたつもりだったが、(野党側に)なかなか分かってもらえず、非常に辛かった時期があった」と述べた。
また副大臣政務官人事は5日に決定し、副大臣の若宮健嗣氏が留任、政務官には小林鷹之氏、宮澤博行氏が任命された。

防衛大臣
稲田 朋美(いなだ ともみ)
1959年2月20日生まれ(57歳)
出身地 福井県越前市
出身校 早稲田大学法学部
元弁護士
自民党衆議院議員(4期・福井1区)
2012年12月〜2014年9月内閣府特命担当大臣(規制改革担当)
2014年9月〜自由民主党政務調査会長

防衛副大臣兼内閣府副大臣(留任)
若宮 健嗣(わかみや けんじ)
1961年9月2日生まれ(54歳)
出身地 東京都
出身校 慶應義塾大学商学部
元セゾングループ代表秘書
自民党衆議院議員(3期・東京5区)
2013年9月〜2014年9月防衛大臣政務官
2015年10月〜防衛副大臣

防衛大臣政務官
小林 鷹之(こばやし たかゆき)
1974年11月29日生まれ(41歳)
出生地 千葉県市川市
出身校 東京大学法学部
元国家公務員(財務省)
自民党衆議院議員(2期・千葉2区)

防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官
宮澤 博行(みやざわ ひろゆき)
1975年1月10日生まれ(41歳)
出身地 静岡県磐田郡龍山村
出身校 東京大学法学部
元磐田市議会議員
自民党衆議院議員(2期・静岡県第3区)

2016年07月01日

陸上幕僚長離着任

陸上幕僚長の離着任行事が7月1日、防衛省で行われ、北部方面総監から第35代陸上幕僚長に就任した岡部俊哉新陸幕長、岩田清文前陸幕長がそれぞれ離着任式に臨んだ。
2年10ヶ月の陸幕長在任期間を終えた岩田前陸幕長の離任行事は午後2時半から行われ、儀仗広場で最後の栄誉礼を受けたあと防衛省正門まで並んだ大勢の隊員に拍手で見送られ退庁した。
そして午後3時50分から岡部新陸幕長の就任式が行われ、防衛省A棟前の儀仗広場で第302保安警務中隊による栄誉礼を受けた後、防衛省講堂で湯浅悟郎陸幕副長以下陸幕幹部ら約500人に対し初の訓示を行った。

陸上自衛隊公式サイト
平成28年7月1日(金)陸上幕僚長より 着任のご挨拶

防衛ホーム 2016年7月15日
陸自大改革へ揺るぎない決意「全身全霊を捧げる」第35代陸上幕僚長 岡部俊哉陸将